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子犬のあやちゃんは、
ダイヤモンドさんが大好き!
いつも、
ダイヤモンドさんを見ては、
「わたしも、あんなにキレイに
なりたいな~」
と、思っていました。
宝石のダイヤモンドさんは、
あやちゃんが大好き!
いつも、
あやちゃんを見ては、
「私も、あやちゃんみたいに
走ったり、
公園ですべり台したりしたいわ~」
と、思っていました。
でも、
お互いにお話が通じなくて、
お互いの気持ちは
わかりませんでした。
4月1日の朝に
すごーく強い風が
窓からビュ~ンと入ってきて
ダイヤモンドさんは、
床に落ちました。
「キャー助けてー」
ダイヤモンドさんは、
空中で大きな声を出しました。
その時あやちゃんが、
「ダイヤモンドさん!危ない!」
と言って
ダイヤモンドさんを助けました!
「あやちゃん!ありがとう!
あれっ!?
あやちゃんの声がきこえたわ!」
「ほんとだ!
ダイヤモンドさんの声が
聞こえた?うそみたい?」
あやちゃんは、
ダイヤモンドさんを
いつもの戸棚の上に
戻してあげました。
「ありがとう、助けてくれて、
そして、
いつもかわいがってくれて!」
あやちゃんは、
思い切って勇気を
出していいました。
「私、ダイヤモンドさんの
キレイな光が大好きなの!」
すると、
ダイヤモンドさんも
「私も、あやちゃんの元気に
走りまわっている姿が大好きよ」
二人は、
とてもうれしそうに話をしました。
初めてお話をしたのに
友達になりました!
「私、ダイヤモンドさんになりたいわ~
いつもキレイで、おしゃれで
ステキなんだもん!
私っていつも公園のすべり台で
遊んでいるから
泥だらけなのよー
ダイヤモンドさんみたいに
キラキラしてないでしょう?」
とあやちゃんは言いました。
「そんなことないわよ!
あなたは、いつも元気で、
とてもかわいいわよ!
とダイヤモンドさんは言いました。
「そうかな~」
あやちゃんは
キラキラしている
ダイヤモンドさんを
羨ましそうに見ました。
「あやちゃん、
宝石って
結構しんどいのよ。」
ダイヤモンドさんは、
話始めました。
「いつもじっと
していなければいけないの。
だから、
肩なんかもすごく凝るのよ。
触ってみる?
ほら!かたいでしょう?」
「本当だー」
あやちゃんはびっくりしました!
「私はあやちゃんになりたいわー」
とダイヤモンドさん。
「え~私にー?
ダイヤモンドさんがわたしに
なりたいの~?
みんなの憧れの
ダイヤモンドさんが
私になりたいなんて、
信じられないー」
あやちゃんはもっと
びっくりしました!!
ダイヤモンドさんは話をしました。
「あやちゃんは、
いろんなところに行けるし、
あっそうそう!
すべり台とか得意なんでしょう?
私、すべり台したいわ~」
「そーかーよぉ~し!
じゃ!明日公園に行こうよ!
一緒にすべり台しょーよ!
私が、連れてってあげる!」
あやちゃんは得意げに言いました。
「本当!うれしいわー!
ありがとう!
あやちゃん、私、
今日が誕生日なの!
神様があやちゃんと
お話できるように
してくれたんだわ!」
「おめでとう!
ダイヤモンドさん!
じゃあ、二人で
ハッピーバースデイ
歌おうよ!」
二人は楽しそうに
歌いました。
その夜
あやちゃんは、
夢をみました。
ダイヤモンドさんと
二人で公園のすべり台を
何度も何度もすべる
夢を!
次の日
あやちゃんは、
「ダイヤモンドさん
おはよー
さぁ公園に行って
すべり台しよー」
と声をかけましたが、
ダイヤモンドさんからは、
返事がありませんでした。
「おかしいな~
昨日はあんなにお話できたのに?
なんで~
昨日は
うそっこの日だったの~」
あやちゃんは
すごく悲しくなりました。
あやちゃんは思い直しました。
「私の好きなダイヤモンドさんは、
私の元気なところが好きと
言ってくれたわ、
ちょっと悲しいけれど
ダイヤモンドさんに
好かれるように、
元気を出しましょう!
ダイヤモンドさんには、
公園のすべり台のお話を
してあげよう!
声が聞こえなくても
私たちは
お友達だから!」
それから
あやちゃんは、
ダイヤモンドさんに
憧れを持ちながらも、
あやちゃんらしく
元気に明るく、
遊びました。
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